シリアルから1981年製になります。
フレットエッジバインディング、ポジションマークは白蝶貝であることから下位機種ではないことからEG-800Cかと思われます。

Gibsonに酷似したダイヤモンドインレイは1980年のスペックですが、ペグがワッフルバックペグ、ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)指板という2点を加味して、1980年の仕様と1981年の仕様が混在しているような気がします。

また、搭載されているピックアップはおそらくPU-2で1980年のスペックです(一応1981年だとスペックではscreaminになります)。

また、スペックではラッカーフィニッシュになります(グレコのこの時期のラッカーはボロボロになり難い少し強固な塗装に感じます)。

まずネック裏に塗装だけかは分かりませんがクラックがあります。10-46ゲージで使っていますが、特に動きはなく、使用においては問題ない状態でしたのでこのまま使っていました。また、ロッドがスペーサーを挟んで締め方向にほぼ限界です。現状レギュラーチューニング時、順反りになっています。
その他にも所々に塗装クラックが見られますが、使用には問題ないかと思われます。

ナットはオイル牛骨に交換、エスカッション(ビスも)とジャックプレートは割れていたため交換しています。

ブリッジはゴトーのABR-1タイプに交換されていたので、それに合わせてその他の金属パーツ(ペグ意外)を全て新品に交換してあります。ストラップピンはパークソンズのロックピンです。またピックガードも外されていたので新しく取り付けております。

その他の交換したパーツ及び購入した際に付いてきたパーツは全てお付けいまします。交換パーツだけでも20,000円オーバーですので部品取りとしても良いかと思われます。

フレットはローフレットに若干の凹みあり、6割程度です。

僅かですが、ボリュームにガリが出ることがあります。

重量は4.3-4.4kgになります。重心のバランスが良い個体に感じます。

年代物ですので、全体的に傷や汚れはございます。ビンテージ品ということをご理解の上ノークレーム、ノーリターンでよろしくお願い致します。

発送はソフトケースに入れてダンボールで梱包した物を着払いにて発送いたします。